お知らせ

🚒水難救助訓練🚑

水難救助訓練

《6月10日(月)午前》

本日の午前は、愛知用水の調整池であり、

みよし市、日進市、東郷町にかかり、ちょうど愛知県の真ん中に位置する『愛知池』で行われました、

尾三消防本部 令和元年度 水難救助訓練に昨年同様に視察参加させて頂きました。

尾三消防管内(豊明市、みよし市、東郷町、日進市、長久手市)では大きな『水害』の起こる地域はありませんが、

夏を迎え水が身近になる季節であることや最近多発する豪雨ではいつどこで『水難』が起きてもおかしくありません。

水難事故における救助技術の向上及び資器材取扱いの習熟はもとより、規律を重視した小隊活動を基礎とし、

指揮統制及び各隊の連携強化及び活動体制の能力向上を図ることを目的として行われました。

訓練想定は、「長久手市内の池(無線のやり取りからおそらく杁ヶ池)の桟橋からバスが落ちそうになっている。

バスの乗客数名が池に落下し溺れている」というものでした。

本日の訓練に参加する各署隊員に対し事前の情報は一切伝えられない「ブラインド型訓練」という実際の出動を想定した訓練方法が取られ、

本番さながらで、訓練とは解っていても大変に緊張感のあるものでした。

水没者には「やまだて」という捜索手法がとられ、通報者、関係者と消防士が2方向から目測を立て、そこをダイバーの救助隊員が潜り捜索し救助しました。

雨天や水の濁りもあり本当に難しいものであると思い、また、潮の流れや濁りのある海や強い流れや岩などがある河川での捜索は本当に難しいものであると感じました。

水難に対する救助隊員や救命ボートは尾三消防本部管内の5市町すべてに配備され、

これからの季節は常にボートには空気を入れる、必要資機材は備え常時水難救助にあたれる形で出動体制が取られているそうです。

最たるものを感じましたのは、
今回は、長久手市内の池での水難事故想定でしたが、昨年4月の消防広域化により、
5市町の消防がひとつとなったことにより、
いざと言うときには、近隣市町の相互応援協定に頼り調整する間もなく

『×5倍の』水難救助隊がすぐに駆けつけることができる消防救命力のスケールメリットを実感しました。

尾三消防本部の皆様、雨天、寒いなか早朝よりお疲れ様でした。

視察や組合議員の役を通じて、消防の皆様の日頃のご尽力を市民へお伝えすることが私の役割です。

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