視察報告

🚒大規模災害対応訓練🚑

《9月12日(木)》

大規模災害対応訓練

本日は、尾三消防本部(豊明市・みよし市・日進市・東郷町・長久手市)の令和元年度 大規模災害対応訓練に昨年に続きお招きを頂き出席をさせて頂きました。

本日は連日の猛暑とは異なり少し秋めいて涼しい朝となりましたが、訓練開始時刻には日差しも強くなり厳しい訓練日となりました。

○訓練想定(概略)
管轄内市町を震央とする震度6強の「猿投、高浜断層帯」の断層型地震が発生し災害対応にあたった。被害の状況から消防庁長官は消防規則に則り近県から緊急消防救助隊を出動させた。

○受援消防本部 東郷消防署以下 11名

○応援都道府県大隊 57名

○訓練内容
【道路啓開】
道を塞ぐ事故車両を救助工作車で排除し緊急経路確保。

【倒壊家屋からの救助】
1階部分が座屈している木造2階建て家屋からの人命救助。

【瓦礫救助】
RC造の建物倒壊による瓦礫からの重機を使用しての人命救助。

【共同住宅救助】
鉄骨造の共同住宅が倒壊し火災発生の危険もある中からの人命救助。

【後方支援訓練】
緊急消防援助隊の営地を設営する。
私はいつも指揮隊から見学させて頂いています。
事故の発生状況、要救助者の状況、必要な救助部隊、出動状況、活動状況、救命状況が現場隊員との無線のやりとりから刻一刻と変化していく現場がわかります。

今回も、訓練参加隊員には訓練詳細を知らされない「ブラインド型訓練」が取られ、現場隊と指揮隊との生々しいやりとりが本番さながらで、日々の訓練の大切さ命を助ける任務の大変さが伝わりました。

じきに隣接市の豊田市で開催されますラグビーワールドカップのテロ対策のため総務省消防庁より貸与されている「除染キット」も紹介されました。

同機材も含め、W杯開催中は隣接市の豊田市へ尾三消防本部の部隊が派遣され救急救命にあたります。
消防行政関係の職員皆様、お暑い中、誠にお疲れ様でした。

 

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