◇◇暑さからも子どもたちを守る時代◇◇
日本全国で連日35℃を超える猛暑日が続く異常気象といえる日々ですね。
そんな中、皆様如何お過ごしでしょうか。
ご体調の管理にはくれぐれもお気を付けください。
その体調の管理や異常を自分で判断できないのが子どもです。
過日、長久手市のお隣の豊田市では重度の熱中症の熱射病によって児童の小さく尊い命が失われてしまいました。
長久手市では、小中学校の普通教室にはエアコンはありません。
市民の皆様のおかげで財政は豊かです。数値上は全国住み良さランキングでも今年も全国2位に浮上しました。
しかし、小中学校の普通教室にはエアコンはありません。
各学校の判断で本日の登校に際し、いつもより水筒に水分を多く持ち、濡れタオルの持参などの工夫や、
その後の日中に、スポーツドリンク、保冷剤等もご家庭の判断での持参が許されました。
また、午後には、部活動の中止も発表され、酷暑に対する下校時の見守りの依頼もありました。
学校側からの逐一届く悲痛とも受け取れるメールの連絡に、
教職員の皆様も暑さから児童、生徒を守るためにできる限りの工夫や精一杯のご努力をされていることが伝わって参ります。
このような記事を書いていてため息が出てまいりますが、
連日ニュースや報道にある、交通事故、地震や風雨等の災害、不審者、
そして 暑さからも子どもたちを見守る時代になってきたのだと実感致します。
アスファルト、コンクリートで固められた通学路は照り返しも強く、
身長もまだ低く地面から近い幼い子どもや低学年の児童に感じる暑さは大人以上でありますし、
時間割によってはランドセルも重く、水筒や野外学習、工作やプール等の荷物も両手いっぱい、
1~3kmの通学の道のりも大人以上の体力を消耗します。
毎日付き添い、いっしょに登下校していても、子どもたちの汗と息苦しそうにしながらも、
無理してハニかんだ笑顔から何とも言えない
辛さが伝わって参ります。
通学路の街路樹の木陰でさえ有難く涼しく感じます。
地震に、豪雨に、猛暑、酷暑、本日も愛知県は39℃を超えました。
オゾン層の破壊や地球温暖化が叫ばれ、警鐘され始めて十数年が経過しましたが、
間違いなくその通りになってしまったことに気づきます。
2018年の夏、
子ども達を取り巻く地球環境は、私たち大人が育ってきたそれとは大きく異なる別次元に来ています。





