✳️防災講演会✳️
《2月3日(日)》
本日は日進市で開催されました、尾三消防連絡協議会主催の防災講演会にお招きを頂きました。
NPOレスキューストックヤード代表の栗田暢之氏による『災害時の避難所運営について』をご講演頂きました。
私は2011年、東日本大震災の折りには報道を見て、いたたまれず現地に瓦礫撤去のボランティアに行き、
その後、自民党青年局にて福島第一原発の調査に参加し異常な放射線量の中で現地、現場の凄惨な実情を経験してまいりました。
その経験もあり、議会の個人質問では防災に関しては沢山の質問と要望を行ってきましたが、その中においても、『避難所運営について』は沢山の質問と要望を行ってまいりました。
長久手市においては地の利から大きな被害想定は無いものの、可能性の高いものに家屋の倒壊、家具の転倒による被害が想定されます。
その被害の救出に最も力となるのが、遠くの親戚より近くの隣近所、住民の組織力と思います。
講師の栗田先生のご講演の中でも、
阪神淡路大震災のおり救助を求めていた35,000人の中で、
自衛隊、消防の救助が23%の7,900人。地域住民による救助が77%の27,000(内80%が生存)であったようです。
ご講演の最後には、避難所の管理は自治体、運用は地域の住民。
行政では限界、地域の住民の力が必要。
おせっかいをすること。
災害時の避難所運営は、地域の力に勝るものなし!とまとめられました。
長久手市は、家屋の倒壊、家具の転倒、そこからの火災の発生が予想されます。
あそこの家には誰々がいる。
独り暮らしだ。
脚が良くない。など。
地域の皆様同士の日頃からの面識やコミュニケーション、ご近所の方からの情報が大切であり、
また、
長久手市には大きな被害が無くても、他の地域と接続し供給される電気、水道、ガスなどのライフラインは止まります。
避難所でも想像上を越えるストレスや出来事が待ち受けます。
その時にやはり力となるのが隣近所、地域の住民の協力であることは間違いないです。
もし、想像、想定ができなければ、地域の自治会の皆様による防災訓練にご参加頂き、そのような機会に想像、想定を行って頂けることを願います。





