お知らせ

長久手を故郷とする議員として

✳️12月議会 閉会✳️

《12月22日㈯》

✳️長文となりますが、お目通し頂ければ幸甚です。

『長久手市の財源はほとんどが市民皆様からの市民や市内事業者からの血税です。
朝から晩、晩から朝まで血が出るほど頑張って働いたうえで納められる税金です』

昨日、約1ヶ月間の12月議会が閉会を迎えました。

個人的にいつもに増して精神力を要した議会でした。

昨晩は、子ども達と食事を終えたら20時前には寝ていたそうですまったく記憶にありません。予想通りのバタンキューでした。

昨日の閉会日(議決日)は、エアコンの設置予算を含めた追加議案もあり終日を要し、

また『なかじま和代議員』の発案から、私も同意のうえ修正案を提出させて頂きました。

賛成少数で否決となりましたが、ある意味、否決は承知の覚悟のうえでの提出でした。

✳️修正案の内容✳️

✳️待機児童が現在も沢山おられ、今後も増え続ける長久手において保育園整備を否定する物ではなく、

私自身、毎朝、毎晩、保育所、保育園の一時預りに奔走し、待機児童問題では、大変に苦労した経験者です。
↓↓↓
議案61号の民間保育所運営補助事業1,650万円について、

会派の佐野尚人議員、山田けんたろう 議員の署名にて、減額の修正案を提出しましたが、賛成少数で否決されました。

なぜ、減額修正案を出したのか。

今議会の本議会において、12月6日に、なかじま和代議員の行った個人質問と総務常任委員会の審査質疑の場において、

久手市長が公職者となる前に設立した某保育園について、

自己資金で当該の保育園の増改築整備できる』と市執行部からの回答がありました。

そこに国からの補助金と市の財源が民間保育所運営補助事業1,650万円として投資されようとしてました。

この件に関して一般質問や委員会においても市かの明確な説明が無かったため今回の修正案を提出に至りました。

1・今回一般会計予算に補正として、上程された『民間保育所運営補助事業1,650万円』は

 現長久手市長が公職者となる前、平成13年に設立し、その後、平成27年に市の認可園となった某保育園への園舎改修費用です。

2・某保育園は補助金の有無に関わらず、昨年より改修と定員増の計画があり、もともと自己資金で整備予定でした。

3・待機児童対策は喫緊の課題で3分の2を国が補助する制度があります。市内の他の民間の保育園事業者は、自己資金のみで整備しています。

4・さらに定員が確保されれば、園児数に応じ市から安定した委託費が支払われます。

長久手市の財源はほとんどが市民皆様からの市民や市内事業者からの血税です。
朝晩、晩から朝まで血が出るほど頑張って働いたうえで納められる税金です。

以上の問題から議案61号の一般会計補正予算

民間保育所運営補助事業1,650万円について減額の修正案を提出しました。   結果は賛成少数で修正案否決

 

 

長久手温泉(ござらっせ)、あぐりん村への指定管理者指定の議案

本会議での質疑、教育福祉常任委員会の場の質疑で市が答弁できない疑義が多発し、委員会では否決×となりましたが、

本会議では賛成多数で可決となりました。

✳️私は賛成をさせて頂きました。

理由は下記の通りです↓↓↓

平成26年から全国の温浴施設が徴収する目的税である入湯税を減免することが議決され、この4年は黒字経営になってきました。

回の本議会の教育福祉委員会の場にて入湯税を減免されてからの内部留保金がある事が追及され委員会では否決になりました。

しかし私の独自の調査では、入湯税減免前まであった平均約5,500万円の入湯税が減免から、

約4年分で2億2,000万円は、ある事になりますが、

その分の2億2,000万円の支出は、

・市費に頼らず温泉自身で行う温泉修繕費
・長久手市へ支払う維持管理費、株主配当金
・長久手市民への還元として入泉料の引き下げ分、あったかぁどデー等市民の無料分を温泉かが赤字で負担する。
・市民と、市外からの一般の利用者還元分として、消費税8%分を温泉が負担している。
・日本最大の炭酸泉導入や飲食店のリニューアルを行っている。

それを行った結果の、今期ぶんの内部留保金(繰越し利益)はありましたが、

この4年で経営は順調であり、第3セクターとしての真面目で足元をみながらの経営改善、経営努力が確認されました。

また、最大は、否決された場合のリスクの面で、

一度指定管理が外れると公募して、運用開始後十数年経過したこの施設で

ここでやりたいという事業者が居るか居ないかも解りませんが、

事業者が手を挙げてきたとしても、

指定管理選定委員会や議会の承認などを経て、次の事業者が決まるまで、

最短でも1年ほどはかかると私は見込みます。

温泉やあぐりん村は休館となりその間、

むろん施設も痛みます。

万が一事業者が決り、再開となってもその時の傷んだ設備、止まった温泉の再回等、

入居の条件次第では修繕、改築でのの莫大な修繕費は市が賄う事となります。

現在まで順調にご来場を頂いていたお客様も再開時には他施設へ離れていて集客は1からやり直しです。

何よりも、

温泉に関わる約160名(市民60数名)の雇用者の生活や、

あぐりん村へお野菜を納入されていりは約300名の生産者の皆様の生きる糧、生き甲斐を奪うことになる。

あぐりん村は市が進めてきた田園バレー事業の本拠地であります。

多くの市民のかたが、休耕田や耕作放棄地を無くすため、寒い中、暑い中、汗水流されて耕作され、

あぐりん村にお野菜を納入する事を楽しみにしている農家の市民の皆様の笑顔は奪えません。

また、長久手温泉ござらっせは、

お仕事帰りや、ご高齢の方の社交場としての長久手温泉です。

毎日温泉に入ることを楽しみにされる市民の笑顔を奪うことはできません。

どんな会社でも、完璧な経営などあり得ません、試行錯誤の毎日です。

これほどの大規模な第3セクターの事業において痛い目を見ることが正しいとは思えません。

1日限りの議場の裁断で下せるほどの事業規模ではありません。

逃げ道も無い、対案無き反対は、あまりに大きすぎると私は思いました。

この議決以後が私の賛成した指定管理期間となりますので厳しい目をもって見ていくことを覚悟し、

また、農産者始め市民の生活や生きがいを守る自民党の議員、

長久手市の温故知新、継往開来、不易流行を重んずる政治を行うことが保守系議員の本分であり、

長久手の市民や市外からのお客様の笑顔を守るために選ばれた議員として、

長久手生まれ長久手育ち、故郷長久手を愛する議員として、

私は賛成とさせて頂きました。

※長久手市の出身の議員は意外に少ないのが長久手市議会です。

土着、愛着がなければ何でも断行できると思いますが、

私は長久手市を守るために全市から選ばれたと自覚しています。

長文へのお付き合いご拝読をありがとうございました。

 

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