【古民家移築事業意見交換会】
～古民家移築事業の必要性を市民に問います～
(12月23日 土曜日)
先の週末は標題の意見交換会に議員として傍聴席で出席を致しました。
古民家移築事業の事業につきましては、議会として、附帯決議を行っておりますし、
市長公約と決断、リーダーシップ、そして行政の動向に議員として取り組んでまいりますので、この場での言及は控えます。
【古民家移築事業意見交換会】については言及致します。
本意見交換会は、市長公約
～古民家移築事業の必要性を市民に問います～
のもと開かれました。
意見交換会の開催に際して、これまでの経過や市民をまた巻き込み賛否両論を市民にお願いし、市民同士が対立させてしまう懸念、
～古民家移築事業の必要性を市民に問います～
が(公約を果たした)ことや(施策の目的)にならないよう懸念があります。
また、議員が意見したり場所を取らないために、議員の傍聴の配慮や議員向けにZoom配信をお願いしたこともあり、しっかりと傍聴致しました。
私のいち議員個人の気持ちとしては、この意見交換会が開催されると知らされて以降、ずっと悲しい気持ちでした。
本事業に関しては何年も、何年も、市民、職員の労力も予算も費やし、
市民を巻き込み、何回もワークショップを開催し、市長、行政、議会、市民のなかで二転三転する事業となり、
ワークショップに参加される市民は善意の第３者でもありました。
市長、行政、議会が決めることに
ご多用な歳末、寒いなか、楽しいXmasの週末に
更に【古民家移築事業意見交換会】
～古民家移築事業の必要性を市民に問います～
を開催し、長久手市民を、反対派、賛成派と市民を分け議論させてしまうこと。
答えが出ない、この問題に長年取り組み、更に新たな取り組みを必要とされ疲弊する市の職員
なによりも、賛否両論の渦中である古民家
その古民家を市の願いからご寄付された市民のお気持ち
その後、何も罪もなく静かにたたずむ古民家を思うと胸が締め付けられます。
ただ、一方で、賛否両論がございましたが古民家、古民家移築事業を通じて、
これ程までに長久手市を思う市民の皆様がこれ程までにおられることに胸や眼が熱くなりました。
印象に残っのは、指示もお願いもありませんでしたが、登壇された市民や参加者の市民の皆様は、
(長久手市に住んで○年)(長久手市に住んで日が浅い)(よそ者)(長久手生まれ、育ち)
そのように名乗り、ご発言をされていました。
長久手市の住民の変遷、多様化を実感し、その皆様が、決して、長く長久手市に住んでいる、住んで日が浅い、関係なく、
賛否両論、賛成、反対のご意見も
長久手市を想い、未来を想い、長久手市の子どもたちを想うからこそのご発言がほとんどで感動致しました。
会の最終段階では、賛否両論の市民の皆様は、互いの主張、健闘を称えあうかのように拍手と笑顔で終了致しました。
あとは、この結果を市民にいかに伝えるか。
(議員説明会のおり、意見交換会の結果は、議会には答申するが市民にはしないとありましたので、いやいや市民の皆様、ご参加の市民には必ず(市長として)お知らせすべきと意見しました。)
市長、市役所がどのような形、結論で市民に示されるかが待たれます。
ご参会、ご参画、ご登壇のうえご尽力を頂きました長久手市民の皆様、誠にありがとうございました。
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