【時計が付きました】
#6月19日 #長久手市 #時計 #一般質問の意味
また長文ですがお時間のゆるされる時にお目通し頂ければ幸いです。
本日、市民の方より喜びのご連絡を頂戴致しました。
長久手市の東部には平均年齢が若く、子育て真っ最中の方ばかりが暮らされる新しい街区があります。
その街区には多くの子どもたちがおり、毎朝小学校に通うため集合場所となる小さな公園には約200名もの児童が集合し、約40分50分をかけ小学校へ向かいます。
しかし、通常の街区公園には、おおよそあるはずの時計がなく出発や集合時間をはかることは各班長や児童、見守りの保護者のお任せになっておりました。
過去、保護者の方より公園に時計が無い、付けてほしい。
との要望を頂き、議会の一般質問(個人質問)で取り上げ要望させて頂き、この度時計設置に至りました。
一般の方からすると公園に時計くらい行政(市役所)が付ければ良い。
議員からするとわざわざ議会の一般質問でとりあげるまでもなく窓口相談程度で済むだろう。
たかが時計。と言われるかもしれません。
なぜ時計が無いのか。
それは、街区公園は都市公園法のもと遊具やトイレ、ベンチなどの公園設備が整備されその中に〔時計〕も含まれます。
当該の公園は児童遊園に位置付けられ児童福祉法のもと運用されるため〔時計〕は必要な公園設備には含まれず設置されません。
皆様もお地元の公園の違いに目を向けてみてください(^-^)
当該の地区は現在、200名の小学生ですが、まだまだ増え過去の議会での市の答弁では300名に上ることが予定されております。
その小学生が登校時の合図とし、放課後も自宅へ帰る目印となります。
たかが時計、されど時計です。
お地元の強いご要望を受け、
平成30年 9月議会にて
山田けんたろう一般質問
1 小中学校の新学期、残暑期間の校内での過ごし方について
2 長久手市の防災施策について
3 公園の時計設置について
4 バーベキュー場の整備について
の中の 3 公園の時計設置についてとして質問と要望をさせて頂きました。
都市公園法、児童福祉法いろいろな法、規則のもと
それに従い管理する市役所及び担当部課の縦割りの行政のシステムに習うと時計はつきません。
また、街区公園の時計は1ヶ所、約100万円も必要となるため、
市全体の皆様からの行政サービスの需要にこたえる貴重な歳出を鑑みると予算要求を行うには非常に苦悩致しました。
そんなこともありながらご要望を頂いたお地元の皆様のお困りの事実や毎朝数100名の児童が必要とする時計であること、多種多様な裏付けや市民の要望や私の考えを陳述し行政と公の場でやりとりすることが、
【一般質問の場】です。
このような質問をすると実は、付けたくても付けられないジレンマをお抱えの市役所職員さんからも〔けんたろうさんよくぞ議会で取り上げて頂けました〕と言って頂けます。
また、市職員の多くが市内に住まわれており、日々、暮らしの改善を願うことは多々あるのですが、市の職員が自らそれを行うことは出来ないのです。
自治会、区会そして議員からの意見、要望がありはじめて動き改善に向かうのです。
これが本会議であり〔一般質問〕の意義なのです。
かれこれ、時間がかかってしまいましたが、
市職員の皆様、担当課の皆様のご苦労、ご尽力と、創意工夫と、
NTT様の電話柱の提供を頂くなど、ご協力をして頂いた結果、
大変に安価に公園に時計を設置させて頂きますことが叶いました。
ご要望を頂きました市民の皆様、お応え頂きました行政職員の皆様、NTTの皆様、誠にありがとうございました。
#山田けんたろう





