日常

【大規模災害対応訓練】

(10月15(金) ②)

本日の午前中は、尾三消防本部で開かれた、

「令和3年度 尾三消防本部大規模災害対応訓練」に伺いました。

今回の「訓練想定」は、
令和3年10月15日午前9時に、当組合管内を震央とする最大震度6強の断層型(猿投~高浜断層帯)地震が発生し、尾三消防本部は、第3非常配備体制で災害対応にあたるものでした。
「訓練概要」としては、
管内の東郷町、豊明市の被害が甚大となり、尾三消防本部指揮隊を中心として、消防車両10台、消防隊員125名を被害が大きいい2か所に分配して災害対応にあたり指揮隊と各消防隊が連携を図り災害対応をするものです。
「訓練内容」は、
道路をふさぐ、土砂や瓦礫等の障害物を排除し緊急経路を確保する
「道路啓開」
火災の可能性があり、住人が脱出不能となっている「倒壊家屋からの救助」
RC造建物が倒壊し2名が脱出不能となっている「瓦礫からの救助」
土砂に埋没した車両2台、2名の救助を行う「土砂埋没車両救出訓練」
マンション屋上に負傷者2名を含む6名を救助する「高層建物からの救出」
訓練を通じ、日ごろの精密で鍛え上げられた訓練の迅速、正確さと、消防隊員の皆様の人命を救うという鬼気迫る想いが伝わって来まして訓練を忘れてしまう迫力でした。
尾三消防本部、管内消防署の消防、救急隊員の皆さま、訓練お疲れ様でした。
また日頃より、命を張り最前線で市民の命、財産をお守りくださり誠に有り難うございます。
今回の訓練では尾三消防本部でも導入が進められているドローンが、
災害協定を結んだ民間企業のボランティアパイロットの皆様のご協力で現場の生中継や記録映像が撮影されました。
ドローンは、災害現場のいち早い確認や人が入ることが困難な現場での活躍が期待できます。
また、尾三消防本部は、7月に発生した静岡県熱海市土石流災害時に
総務省消防庁からの緊急消防援助隊の要請をうけ、
愛知県大隊として
7/10 第1次派遣隊 133名
7/13 第2次派遣隊 134名
7/16 第3次派遣隊 134名 が派遣され、
尾三消防本部からも、尾三消防派遣隊として愛知県大隊へ 
計13名が派遣され、熱海市の土石流災害現場において人名の救助、捜索にあたられました。
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