〔一般質問といっても市役所、市政に対して質問、聴いてばかりの場ではありません、議員には執行権はありません。行政の働きを見る立場ですが、一般質問は重要な意味をもちます。市民皆様との常日頃の会話、ご意見ご要望を伺う議員としての活動や議員個人の気付き、議員個人の平素の勉強から見えてきた行政サービスの空白やまちの課題に対し要望、提案し、施策、事業化できる場が〔一般質問の場〕です。縦割り行政の市職員の皆様からも「よくぞご提案頂きました、ありがとうございます。これでやることができます」ということがあることが行政と議会の関係です。〕
本日は、午前10時30分より一般質問の場に登壇させて頂きました。
長文ですが、お時間の赦される時にでもお目通しを頂けましたら幸いです。
何年経っても、何度登壇をしても緊張と葛藤と反省の繰り返しです。
昨夜も原稿の修正、今朝も４時に起床、昼食のお弁当を作りながら一般質問を考察、朝５時台に事務所へ行き、最終の原稿を確認と修正し、夢うつつのなか閃いた言葉を付け足す。
一般質問は、自身の前に質問に立ったの議員の一般質問や市の答弁をうけ、同じことを繰り返すわけにはまいらないため、
寸前まで質問の文言を改めるなど忙しいですが、
本番はずいぶんと落ち着いて要点と執行部からの有意義な答弁も頂き、
市政に市民の皆様からお寄せ頂きましたご意見、ご要望に私の提案を加え、具体に布石を残すことができました。
執行部部長からは【予算化する】旨のご答弁まで頂くことができました。
これは冒頭に説明させて頂きました一般質問の【至上】です。
市執行部の皆様、誠にありがとうございました。
また、緊張と葛藤と反省の繰り返しで自身を責める他方、多くの同僚議員からはお褒めのお言葉を頂きました。
まだまだ未熟道半ば、精進して参ります。
今回は、市執行部にこれまでの新型コロナウイルス感染症対策に関するご尽力に対する御礼を述べてから質問に入りました。
質問および要旨は下記の通りとなります。
大枠の1項目のみの質問となりますが、
4月に市へ飲食店への支援などをはじめ新型コロナウイルス感染症対策の要望を複数提出させて頂き動いて頂きましたこと、
新型コロナウイルス感染症対策事業への対応や普段の市政運営にご尽力される市役所職員の皆様のことや、その市役所が市民皆様への平素の行政サービスを滞りなく遂行していただくことそちらへの時間や労務を最優先と考え1項目とさせて頂きました。
【新型コロナウイルス感染症と長久手市の今後について】
⑴国の提言では、感染の状況は地域において異なっているため、感染の状況が厳しい地域では、新規感染者数が一定水準まで低減するまでは、医療崩壊を防ぎ、市民の生命を守るため、引き続き「徹底した行動変容の要請」が必要となる。一方で、新規感染者数が限定的となり、対策の強度を一定程度緩められるようになった地域であっても、再度感染が拡大する可能性があり、長丁場に備え、感染拡大を予防する「新しい生活様式」に移行していく必要があるとして具体的な実践例が示された。学校や経済活動の再開もされる中であるが、今後、市民の新たな日常を確立するため、市は「新しい生活様式」にどのように取り組んでいくか。
上記の具体的中身(要旨)は
・長久手市の公衆衛生の実施について
・行政検査、下水検査の実施について
・新しい生活様式と市政運営について
・今後の広報、自治会回覧のあり方について
・スマートホン、ＱＲコードの活用について
・文化芸術の再開について
・国の第2次補正予算(文化施設再開支援)の活用
・新型コロナウイルス感染症対策でみえた国、県、市の連絡調整および課題について
・新型コロナウイルス感染症の行政検査について
・市長の掲げてきた市政運営と新型コロナウイルス感染症について
⑵今後、全国的に風水害等災害の多い季節を迎える。また、想定される南海トラフ地震に対しても油断はできない。市内の避難所における３密解消の措置、避難者の健康状態の確認、医療物資を始めとした備蓄、発熱や咳等の症状が出た場合の専用スペース確保等避難所の運営や分散避難等、避難のあり方についてどのように取り組んでいくか。
・新型コロナウイルス感染症と避難のあり方について
・避難所での新型コロナウイルス感染症対策備蓄資機材の購入に「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の活用を。
⑶新型コロナウイルス感染症等に関連した差別、偏見、いじめ等をなくすためどのように取り組んでいくか。
・新型コロナウイルス感染症患者に関して国、県からの情報を無機質に情報提供をするのではなく、長久手市を介すならば、長久手市独自の長久手市民を守る新しい人権擁護、いじめ防止策をお願いしました。
議会あとは、市の議会事務局職員のみなさまで、議場の消毒が行われています。
誠にありがとうございます。
#長久手市議会 #山田けんたろう
