日常

「東日本大震災 宮城県 福島県へ入って」

3月11日 木曜日

おはようございます。

未曾有の東日本大震災から10年が過ぎた朝をむかえました。

震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご家族、ご友人を亡くされ、未だ仮設住宅や避難先での生活を余儀される等、被災された皆様に心よりのお見舞いを申し上げます。

被災された地域や皆様の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

発災後、いたたまれずボランティアに入った宮城県の状況はここでは語り尽くせまん。

現地では、津波とともに海の底からもたらされた黒い砂が乾き、目を開けていられないほどの砂ぼこりや腐敗物等様々な異臭。

エレベーターが急停車するような、頻繁に起きる余震、海の水平線から聴こえてくる不気味な「ゴォ-ッ」という地鳴り。

そして頻繁に鳴る携帯の地震予知速報のアラームのなか、

被災された皆様が瓦礫や屋根の上で途方に暮れるお姿があり、

災害派遣の自衛官の皆様も疲労困憊するお姿もあり、

現地の方からは、他にも海外、地方からの窃盗集団による窃盗被害など、人的被害の話もあり、悲しみに悲しみの追い討ちがあり悲しくて仕方がありませんでした。

3年後に現実を知るべく自民党青年局で調査に伺った福島では立ち入り禁止区域外でも放射線計測噐のメーターが振りきれました。

立ち入り禁止区域内では、窃盗集団による窃盗が引き続いており、家畜やペットの野生化や餓死もありました。

また、仮設住宅地区では、発災以降の関連死者の数に驚愕し、中には、自死を選択された方の数に肩を落としました。

その後、現地を知る方の講演会では、避難所や在宅避難時における災害関連死に加え窃盗や性的被害の現実を知り、災害による被害の派生に悲しみを抱きました。

そんなことを見て、聞き、経験し、

高い確率で発生が予想されている南海トラフ地震や毎年の様に起こる台風や大雨による風水災害、他の想定を超える新たな災害に備え、

地域や地元のため、少しでも自分にできることを個人や議会を通じて取り組んでまいりたいと思っております。

※当時や現地の写真は衝撃的なものも含まれご気分を害されたり、プライバシーへの配慮からとどめおきます。

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