《11月4日(月)》
本日も朝より、ながくてを歩きます
10月議会の一般質問で取り上げたわがまち長久手市の唯一の水辺のある地区公園、
杁ヶ池公園の杁ヶ池に昨年、今年と大量発生した「ヒシ」も秋を迎えると嘘の様にきれいに無くなり美しい杁ヶ池公園に戻った。。。
。。。ように映りますが、実は水面下では生きた根、茎は来年の春夏へ備え力を蓄え、
枯死した根、茎、葉は腐敗し泥土となり沈殿し水質の悪化や徐々に泥土の嵩を増し水量を減らしています。
しかしけっして「ヒシ」が悪いわけではありません。「ヒシ」は悪ではありません。
「ヒシ」はアヤメや菖蒲と同じく日本古来の在来種です。
ここ近年の猛暑、酷暑の影響か、またホテイ等他の水草同士力の競合か、はたまたヒシを補食していた生物の激減か、何かのバランスで大量発生に至っていると考えます。
ただ、杁ヶ池は水の流出入の少ない「閉鎖性水域」です。
調査すると市内の他の池や近隣自治体の池でも「ヒシ」の大量発生は散見されました。
しかし他の農業用溜池や自然池の水流のある池では「ヒシ」の発生は無かったり少なかったりしています。
そこで10月議会では「閉鎖性水域」の浄化作用のある「エアレーション」をはじめ既に駆除を行って頂いている市民ボランティア皆様への支援を求めました。
話がそれますが最近の風潮で、
外来種が悪いと断定し、
駆除してしまうと自然の見えなかった均衡が崩れ思わぬ結果を招くことがあります。
外来種は明治期を境とされていますが、
実は現在の日本に生きる生物に在来種と外来種の明確な線引きはありません。
皆さんが季節ごとに愛で歌にも登場する生物、植物のなかにも多くの外来種が居ることになります。
外来種問題と生物多様性の矛盾も私は懸念してますが
現在の日本の自然界を考えると「あれはだめ」「これは良い」「だめなら駆除排除」「良いなら保護」と過度にならず、バランスよく共生していかねばならないと考えます。
人間界にも通ずるものがあると思います。
議会ではその道筋のひとつを質問、提案させて頂きました。
話は戻ります。
市内を歩きますと、
その他、以前市民の方よりご通報を頂きました点字ブロックも再びめくり上がり、歩行に際し危険な状態となっていました。
活動報告書「議会報告」を携え市内を歩いています。
活動報告を配布することが議員の仕事か?
配布業者に任せれば良いではないか?とのお声も頂きます。
歩くだけでなく大量の活動報告を背負って毎回10キロほど歩くと足腰への負担は相当で毎日バキバキです。
しかしこれは身体を鍛える意味もあり個人的には大事にしてます。
また、
活動報告書を作成するには毎号しっかりとしたお金がかかります。
長久手市は議員報酬、政務活動費も愛知県下で最低水準です。
活動報告の作成には政務活動費が使用可能です。
しかし私は、私個人の勝手な活動報告書の作成と配布ですのでその政務活動費も使用していません。
配達費が勿体無いので歩き配っているのでもありません。
私が活動報告を配達しながら市内を歩くのには大きな意味があります。
お会いさせて頂きます市民とご挨拶をさせて頂きながら、市民の皆様より市政に関するご意見、日々の暮らしのご要望を頂く機会で言わば《歩くご用聞き処です》
また歩きながら自信の眼で市の危険ヶ所や問題、即応を必要とするヶ所を見つけています。
春の統一地方選挙より半年が経過致しました。
皆様のお住まいの議員の皆様のお仕事ぶりをご存知ですか?
どうでしょうか。
今一度、議会のこと、市政のこと、お住まいのまちに目を向けてください。







