お知らせ

長湫の警固祭り

長湫(ながくて)の警固祭り

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10月9日 日曜日は3年に一度の長湫の警固祭りです。

長久手市(村)は明治39年に(長湫[ながくて]村、岩作[やざこ]村、上郷[かみごう]村)の合併により誕生いたしました。

それぞれの地区に警固祭りがあり、以前までは2年に一度の隔年でそれぞれ開催をして参りましたが、

本市の人口は約40年で約5倍となり、地元の祭礼を行うにも近隣との協議や交通安全面等の配慮から、

各地区保存会、行政、警察などの協議により、毎年順に開催していく運びとなりました。

なので各地区のお祭は3年に1度となりますが、長久手市の警固祭りとすると毎年の開催となります。

私は、まさに一子相伝、曾曾祖父、もっと昔から伝わる伝家の宝刀ならぬ、伝家の宝銃を父から受け継ぎ、

成人してからの初参加から20数年、上郷地区への応援参加を含めると気づけばけっこうな経験を積んでおります(^^)

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しかし、平成24年はJC[青年会議所]のお役目があり参加できず。

平成26年は父の他界により祭礼への参加は辞退させて頂いたため、実に4年ぶり、やっと、ようやく、やった!の想いでの参加となります(^^)/

ウズウズしますので(^-^;

事前に火縄銃の整備点検をしたり、衣装や足袋、草鞋の準備、お弁当の手配を行っていると血が騒いできます(^-^)

火縄銃の整備点検ができるのも長久手の男の特徴ですね(^^)

そして数百年もつづく祭礼があるにもかかわらず日本一わかいまち、全国すみよさ日本2位と言われるまち、これも長久手市を現す素敵な特徴ですね。

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火縄銃の点検と整備をします。

14292238_983505341776256_7695399808292981493_n長湫地区では各分会単位でしっかりと事前説明と安全講習会を開いています。

14502826_991498670976923_6551059340533554091_n火縄銃の整備で念のための補修や微調整を含めお地元の鍛冶屋さんで手入れをして頂きます。

社長や社員さんも手慣れたもので快くご対応を頂けます。

皆さん地元、お祭りを愛していますね(^^)

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次にカルカ(火薬を装填する際の「つき棒」)をお地元の建具屋さんで新調致しました。

お気遣いを頂いて、樫木と楢木の二種類を作って頂けました(^^)

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棒宿(長湫地区の分会[小隊]の基地となる場所)では、夏ごろから火縄銃と同じように長久手市に伝わる「棒の手」の練習が続き、

10月からは毎日、指揮官となる祭事(さいじ)さんや保存会の皆様を中心に警固祭りの準備が進められます。

最近は梅雨が戻ったかのような、当日の天候が気になる気候ですが、皆の元気と気迫で成功させたいと思います(^-^)

祭りごとは政「まつりごと」

日本全国同じことが起きていますが、近年のまちの近代化、コミュニケ―ションのデジタル短絡化によって人同士の関係も希薄化し、

地元の祭礼に対しては芳しくない意見もある中、

一年に一度は、皆で目的を一つにして熱く盛り上がること。

地元、郷里、仲間、家族、先祖から子を想い、伝統を伝えること。

時にはお酒も頂きながら、勇壮に振る舞い、地元、市民とお互いの存在を認め合い、語り合い、一所懸命に汗を流す。

そしてひとつになる。

ストレス社会、人間関係が希薄する現代にとって祭礼はとても大切な事です。

っと母に言うと、亡き父も同じことを言っていたようです。

祭りごとは政「まつりごと」=これは昔からの私の持論でありますが、これからも祭礼を大切に、長久手市、人を愛して生きたいです。

 

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