日常

「せめて冷たい雨をしのぐ屋根を」

「見つけてしまったので、せめて冷たい雨をしのぐ屋根を」

今週の連日の議会、臨時会のさなか、休憩時間に庁舎外に目を向けると捕獲器と獣の姿がありました。

よくみるとハクビシンのようでした、ハクビシンはあくびをしながら寝ておりました。

それから2日、3日経ってもそのまま放置されていました。

ハクビシンに関して市の職員、県の職員と話をしまして多くは語りませんが

営農者の大切な収入源である農作物を荒らしてしまう、住宅の屋根裏などに住み着き騒音や不衛生な状態を作るなど被害は著しく、

また、どんな細菌やウイルスを媒介するか解らない点もあり、

特定外来生物、その定義に関しては今だ議論が続いているなかですが、〔ハクビシンは特定外来生物では無い〕にせよ、有害鳥獣として扱い、

捕獲しなければならない理由、

処分しなければならない理由、

処分の行い方、

新型コロナウイルスの対応で処分が遅れている理由が理解しました。

そんななか、ハクビシンは通行する人々、市役所職員をただただ眺めていました。

せめて直射日光が当たらない場所、人目にふれない場所での保管をお願いしました。

そして今朝の長久手市は昨夜から冷たい大粒の雨が降るなかでハクビシンを思いだし早朝に目が冴えてしまいました。

まさか、と思い市役所へ走ると案の定、まだ冷たい雨のなか震えておりました。

有害鳥獣といえど「命」

消えゆく「命」

巣に戻れば子どももいたかもしれない。

そう思うと。

せめての慈悲、

せめて雨をしのぐ屋根をと、

市の職員にお断りのうえ段ボールの屋根を載せさせて頂きました。

生き物が苦手な方、営農者で常に被害に遭われている方など、私の行いに不快な思いをされる方もみえると思います。

誠に申し訳ありません。

当該のハクビシンは、
鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための施策を、総合的かつ効果的に推進することを目的とする
「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」(鳥獣被害防止特措法)に基づき策定された「長久手市鳥獣被害防止計画」に基づき手続きに沿い処分されます。

行政関係の皆様は日々の大変な職務のなか、

公務として割りきり、私心を圧し潰し、時には心を鬼に変えその任に当たられる方がほとんどであると理解致しますが、

私の記事が行政関係者の目にとまり、

更に慈悲深く、血の通った行政運営になることを祈ります。

※ハクビシンの写真は「鳥獣被害防止マニュアル〔農林水産省〕より引用」

※捕獲器に入った写真は控えさせていただきます。

 

 

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